アニョハセヨ、Hideicです。
今回珍しく手に取ったのは、韓国の心理学者イ・ミンギュさんの『「後回し」にしない技術』。
なぜ気になったか。
最近ちょっと自分の時間ができたんですが、気づくと別にそこまで興味のないスポーツニュースを見たり、昔読んでいた雑記ブログを巡回したりしている。
そして30分後。
俺、今なにしてた?
忙しいときには気づかなかった「時間泥棒」が、暇になった瞬間めちゃくちゃ元気に活動し始めたんです。
そんなときに目に入ったのが、この本でした。
読んでみると、韓国だからどうこうというより、完全に人類共通・先延ばし撲滅マニュアル。
しかも根性論ではなく、心理学をベースに「なぜ動けないのか」「じゃあどう動くのか」が、具体例つきで腹落ちするように書かれています。
本書が教える大前提はシンプル。
どれだけ知識やアイデアがあっても、実行しなければ成果はゼロ。
耳が痛い。
本を100冊読んで「なるほどなぁ」とうなずいても、翌日何も変えなければ、知識ムキムキ・行動ガリガリマンの完成です。
著者は実行力を、
決心する → 実行する → 維持する
という流れで捉えています。
今回は、その3段階から私にぶっ刺さったものを1つずつ紹介します。
① 決心したら、公開して逃げ道をふさげ
最初は公開宣言。
私は昔から目標をあまり人に言わないタイプでした。
だって言って達成できなかったら恥ずかしい。
必死に努力している姿を見られて、
「うわ、めっちゃ必死やん(笑)」
とか思われたら嫌じゃないですか。
しかし本書は逆。
本気で達成したいなら、周囲に宣言してしまえ。
人に言った以上、「やっぱやーめた」がやりにくくなる。その適度なプレッシャーを自己統制に使うわけです。
モハメド・アリも、自分の勝利を公言し、それに見合う猛烈な練習をしたという話が登場します。
これを読んでなぜか私は、亀田大毅さんの「負けたら切腹」発言を思い出しました。
いや、そこまで背水の陣にせんでもええ。
ということで私も、ちょうどいい背水の陣をここに作ります。
来年、TOEIC900点を超えます。
書いてもうた。
結果もブログで公表します。
Hideic、逃走経路封鎖。
② 人生を「実験」にすると、失敗が怖くなくなる
次に刺さったのが、
「すべての行動を実験だと思う」
という考え方。
本書には、現代グループ創業者の鄭周永(チョン・ジュヨン)が、周囲から難しい理由を並べられたとき、
「やってみたのか?」
と問い返したという逸話が登場します。
これ、めちゃくちゃ好きです。
私たちはやる前から、
「たぶん無理」
「失敗しそう」
「もう少し調べてから」
と、脳内会議を開催しがちです。
参加者、全員自分。
結論、延期。
でも「挑戦」だと思うと怖いことも、実験だと思えば急に軽くなる。
英語の勉強法を変えてみる。
仕事のやり方を変えてみる。
家族との時間の使い方を変えてみる。
恋愛なら「脈ありサイン100選」を3時間検索する前に、一回ご飯に誘ってみる。
うまくいかなかった?
実験結果が1個取れた。
それでいい。
「今度はどんな実験をしてみよう?」
この言葉だけでも、人生はかなり面白くなる気がしました。
③ 人は、自分が描いたセルフイメージに近づいていく
最後がセルフイメージ。
これが一番、背筋にきました。
自分自身を、
「まあ俺なんてこんなもん」
という小さな枠に入れたら、その枠の外へ行く行動なんて、そもそも起こさなくなる。
逆に大きな未来を描けば、それに必要な行動を探し始める。
ソフトバンク創業時の孫正義さんが、まだ小さな会社だったころから途方もなく大きな未来を語っていたという有名な逸話があります。
最初は現実と理想の間に、とんでもない距離がある。
でも、その距離を見て、
「無理やろ」
で終わるのか、
「じゃあ何が必要だ?」
と考えるのか。
人生はそこで分岐するのかもしれません。
だから私も、自分のセルフイメージを書き換えます。
私は、世界で通用する、人格の高い誠実なビジネスパーソンになる。
今の自分との差?
めちゃくちゃある。
だから面白い。
「いつかやる」の“いつか”は、たぶん来ない
『「後回し」にしない技術』は、今まで読んだ自己成長本の中でもかなり直球です。
読んで、
「なるほど、勉強になった」
で本を閉じさせてくれない。
で、お前は何をするんだ?
と迫ってくる。
公開する。
実験する。
なりたい自分を大きく描く。
全部、今日からできる。
成果を早く出したいあなた。
やりたいことがあるのに、なぜか毎日「明日から」になっているあなた。
この本、いつ読むの?
今でしょ。
……最後、林先生になっとるやん。
それでは、にんにん。

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