日々の生活は決して悪くない。むしろ恵まれていると自分でも思う。
だけど、なぜだかふとした瞬間に心がざわついたり、モヤモヤしたり。
そんな経験、ありませんか?
私自身、ふと「今の自分の気持ちをもっと穏やかにしたい」「心に澱(よど)みを残したくない」と思っていたタイミングで、たまたまAmazonで目に入ったのがこの**『じぶんでできる浄化の本』**でした。
いつもなら手に取らないジャンルかもしれないけれど、不思議と「今の自分に必要な気がする」と直感し、かわいい表紙にもひかれて購入してしまいました。
霊感?チャクラ? “知らない世界”だからこそ、心が解きほぐされる
「浄化」と聞くと、ちょっとスピリチュアルな香りがするし、
霊感やチャクラの話なんて自分には縁がない…そう思っていた私ですが、この本はイラストや図解も豊富でとても分かりやすい内容でした。
例えば、「盛り塩を玄関に置くのはなぜ?」
これまで何となくやっている家もあるよな…くらいの認識だったのですが、本書では
“玄関は外からの気が入る場所。悪い気(邪気)を吸い取る浄化の意味がある”
“塩はできるだけ天日塩を使うことで太陽の力もプラスできる”
といった、目からウロコの基本がしっかり説明されています。
「自分の身の回りや心をどう整えたらいいか」という答えが、スピリチュアルや迷信ではなく、「日々できるちょっとした習慣」として書かれているのがこの本の最大の魅力だと思いました。
日々の“ちょっとした浄化習慣”を暮らしに取り入れてみる
例えば
・天日塩を家の隅や玄関に少し置いてみる
・好きな香りのアロマやお香を炊いてみる
・部屋の換気や掃除をこまめにしてみる
・「ありがとう」や「大丈夫」という言葉を口にする
そんな小さな積み重ねが、実は心にも体にも“良い気”を巡らせてくれる――
本書を読み終えた後、そんな実感がありました。
実際に私も、まずは天日塩1kgを家に用意し、部屋の浄化を試してみました。
不思議と、気持ちが軽くなり「また頑張ろう」という前向きな気持ちになれるんです。
「今の自分を浄化する」って、自己肯定感を高める近道かもしれない
この本を読んで思い出したのは、学生時代に心霊スポット巡りをして「自分は霊感が強い!」なんて盛り上がっていた頃。
普段はあまり意識しない“見えない世界”の存在。
でも、実は「目に見えない部分を大切にすること」こそ、毎日を豊かにするコツかもしれない――
そう気づかせてくれました。
心がざわつく時期や、なんとなくモヤモヤが晴れない時こそ、
この本にあるような「浄化習慣」をひとつでも生活に取り入れてみてほしいと思います。
もっと「感謝」「よいイメージ」を日常に
本書は“良いイメージを持ち、前向きな言葉を使い、日々小さな行動を積み重ねる”
それが最終的に現実を良い方向へ導くのだ、というメッセージも教えてくれます。
ありふれた日常も、実は感謝すべき奇跡の連続。
ちょっとした「心の浄化」で、喜びや感謝を感じられる心にリセットできるなら、こんなに手軽な“心の処方箋”はありません。
まとめ 「よい気」を巡らせて、もっと豊かな毎日を
『じぶんでできる浄化の本』は、スピリチュアル初心者の私でも、すっと心に入ってくる優しい一冊でした。
「今の自分を少しでもよい方向へ変えたい」「毎日を穏やかに過ごしたい」
そんな方にぜひ読んでほしい、お守りのような本です。
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