「知識貧乏」から卒業!ちきりん『自分のアタマで考えよう』で思考力が劇的に変わった話

読書のススメ

「知識貧乏」にハッとしたあなたへ

本を読むのが好き。ネットやSNSからも毎日知識を仕入れている。
でも――「なんか知識ばかり増えて、ぜんぜん人生が変わらない…」
そんなモヤモヤを感じている人、いませんか?
実はこれ、かつての僕そのものでした。

どれだけ学んでも、「結局、誰かの受け売りで自分の頭で考えてないんじゃ?」
「インプットばかりで“知識貧乏”かも…」
そんな自分にイラッとしつつ、ブログで発信しても、
「これって自分の“思考”が入ってる?
読者がまた読みたい!と思えるユニークな発想になってる?」
そんな不安にモンモンとしていました。

そんなときAmazonでふと目に止まったのが、伝説のブロガー・ちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』。
まるで運命的な出会いでした。
“今の俺のための本じゃん!”と、気づいたら即ポチしてました(笑)。


「思考」とは何か?――知識との“切り離し”から始めよう

この本、とにかくわかりやすい。
ちきりんさんのブログ的な“ゆるさ”はそのままに、
「本当に自分は考えているか?」を徹底的に問いかけてくる

「目の前のデータを“見ているフリ”して、実は過去に仕入れた知識で考えた気になってない?」
この問いに、思わずドキッとした人も多いはず。
僕自身、グラフやニュースを見ても、
結局“メディアが言っている”ことをただ再生していただけだった…と気づき、
正直、頭を抱えました。

でも安心してください!(安村さん風に)
本書は「どうすれば自分の頭で考えられるか?」までガイドしてくれます。


「知識」と「思考」を分ける――新しい頭の使い方

  • 知識は“棚”にしまう。考えるときは一度“棚の外”に置く。
  • 思考とは「知識」から独立し、自分なりの答えを出すこと。

このコツを習慣にするだけで、情報が“自分ごと”になるし、
アウトプットがグッとユニークになる。

たとえば、数字やデータを見たとき、
「なぜ?」「だから何なの?」を掘り下げると、
想像以上に深い原因や新しい対策が浮かび上がってくる。


「アウトプット=自分なりの思考」に変える最強の習慣

さらに本書では、

  • 比較は「他社」や「時系列」で
  • 判断基準は“シンプルに2つ”だけに絞る
  • 思考の“レベル”を揃えて議論する(省庁の名前の付け方の事例などが秀逸!)

など、“今日からマネできる思考法”がギュッと詰まっています。

そして何より響いたのは、**「思考は訓練で磨かれる」**というメッセージ。

「知識を棚にしまい、使うべき場面で“パッと”取り出す」
――これが「頭の回転が速い人」のカラクリなんだ、と
最後の章で腑に落ちました。


“考えたつもり”から“考える人”へ

この本を読んでから、
・なぜ世の中はこうなっているのか?
・同じ情報でも立場が違えば、どんな解釈になるのか?
・自分ならどんな未来を予測するか?
など、日常のあらゆるシーンで“自分のアタマ”を動かすクセがつきました。


まとめ――「深く考えた分だけ、人生はおもしろくなる」

この本はビジネス書っぽくない“軽やかさ”もありつつ、
「思考のベース」として一生ものの武器をくれる1冊です。

「知識貧乏」から「考える大人」へ――
もう一歩、頭をバージョンアップしたいあなたに激推しです!

気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。
きっと、あなたの毎日も“考える力”でちょっとワクワクするはずです。

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