私たち家族は関東出身ですが、いまは妻と生まれたばかりの赤ちゃん、そして私の3人で関西に暮らしています。仕事の関係で関西へ移り住み、周囲に親しい友人はいても、両親や親戚はどうしても遠方。そんな環境のなかで、出産祝いをいただいたみなさんへの「内祝い(お返し)」をどうするか、正直かなり悩みました。
実際、出産祝いをいただいたシーンもさまざまです。
直接関西の私たちの新居まで訪ねてくださった方もいれば、帰省のタイミングで実家でお祝いをいただいたり、職場や友人からグループでまとめていただいたパターンもありました。
それぞれに「ベストなお返し」の形を工夫してみて、最終的にはどの方にも「ありがとう」と心から喜んでもらえたので、その実践例をシェアします。
「遠方へのお返し」「今どきの内祝いってどうしたらいい?」と迷っている方の参考になれば幸いです。
パターン1:自宅に来てくれた親族・友人には“本人の希望を直接リサーチ”
私たちの新居までお祝いを持ってきてくださった場合は、後日LINEなどで「何か欲しいものはない?」とさりげなく聞いてみる作戦をとりました。
最初は「カタログギフトが定番かな」と思い、何種類か比べてみたのですが、今の時代はAmazonや楽天でほとんどの物が買えてしまう時代。
「どうせならカタログギフトより、実際に本当に使いたいものを直接聞いた方が喜んでもらえるはず」と考え、リストアップされた中から「これがほしい!」という品物をピンポイントで用意しました。
実際に、少し予算オーバーしたアイテムもありましたが、それでも「自分ではなかなか買わないけど、あったら嬉しい!」というホットサンドメーカーなどを選ばれて、とても喜んでいただけました。
Brunoホットサンドメーカーのリンク)
パターン2:帰省のタイミングでお祝いをもらった場合は“みんなで思い出作り”+長く使える実用品
関東への帰省時に親戚からお祝いをいただいたときは、両親や家族みんなで「一緒に美味しいものを食べに行く」ことにしました。
普段はなかなか会えないからこそ、うなぎ屋さんで家族みんなと特別な時間を過ごすことで、感謝の気持ちを伝えることができました。
また、赤ちゃんを連れての帰省で両親の車を使う機会も多いため、長期間使えるチャイルドシートもプレゼント。0歳から12歳まで使えるタイプで、レンタルより断然コスパが良いと好評でした。(10年使っても1万円台なので、長期的にはとてもお得!)
(例:チャイルドシートのリンク)
パターン3:職場や友人グループには“個包装で日持ちするお菓子”
職場や複数人の友人からまとめてお祝いをもらった場合には、「個包装で日持ちするお菓子」を人数分お渡しする形にしました。
百貨店やネットで探すと、今はパッケージもおしゃれで、受け取る方も分けやすいのでとても便利です。
「みんなで分けられる」「ちょっとしたティータイムに楽しめる」と、実際にお渡しした後も「美味しかったよ!」と喜びの声が届きました。
内祝いの「正解」はひとつじゃない。だからこそ相手に合わせて
内祝いの相場やマナーには地域差もあり、「半返しが基本」と言われることも多いですが、最近は「本当に喜んでもらえるもの」にこだわる方が増えています。
特に高額なものの場合や好みが分かれるものなら、「何が欲しい?」と素直に尋ねてみるのが一番確実だと感じました。
また、「思い出になる体験」や「長く使える実用品」「みんなで楽しめるお菓子」など、**“その人、その家族の生活にプラスになるもの”**を選ぶことが、やっぱり一番大事です。
【まとめ:感謝の気持ちを伝えることが何より大切】
内祝いは“形式”よりも“気持ち”。
少し手間や予算がかかっても、「あなたのために選びました」という想いが伝われば、それが一番のプレゼントになると思います。
この記事が、同じように遠方で子育てを頑張っている方や、内祝い選びに迷っている方のヒントになれば嬉しいです。
家族やご縁に恵まれた幸せを噛みしめつつ、これからも大切な人たちとの絆を深めていきたいと思います。
みなさんも「ありがとう」の気持ちを自分なりの形で伝えてみてくださいね。
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