Part5文法を“秒殺”する必殺トレーニング
前回は「単語力アップ」という最強の武器を手に入れてもらいましたが、今日はもう一つの切り札をお渡しします。
それは… Part5の文法穴埋めを秒で仕留めるスキル です。
文法は基礎?…それだけじゃ足りない
このシリーズの初回から何度も言っていますが、文法は基盤。
おすすめ文法書を1冊きっちり回せば、確かに基礎はOKです。
でも、TOEICの点数を一気に引き上げるには、Part5に特化した“高速回答力”が不可欠です。
なぜなら、ここで時間を稼げれば、長文パートで余裕が生まれる。
そして、この差が最終スコアをグンと押し上げる“ボディーブロー”になるからです。
知識と瞬発力は別物
品詞問題、接続詞と前置詞の見極め、
「both A and B」「either…or」「neither…nor」の使い分け…。
解説を読めば「ああ、それね」で終わる内容です。
でも本番で瞬時に答えられるかというと、話は別。
知っているのと、0.5秒で答えが出せるのは全く別のスキルです。
現役時代前人未踏の数々のタイトルをとられた野球の落合博満元監督も言っていました。
「練習量こそ実力の源。そこからしか“俺流”は生まれない」
文法も同じ。毎日素振りをするように、問題を解く回数を積み重ねる必要があります。
推奨テキストと理由
私のイチオシはこれ。
『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』花田徹也 著
理由は2つ。
- 高速解答を鍛える設計になっている
- 解説がわかりやすく、記憶に残りやすい
さらに薄いので持ち運びやすく、通勤やカフェでもサクッと開けます。
忍者式・反復トレーニング
使い方はシンプル。
- まずは全問解く(本に記載された問題に対しての制限時間を設けて)
- 間違えたら即解説を読む
- 翌日、同じ問題を再挑戦
- これを7周繰り返す
7周すれば、ほぼ自動で答えが出る「瞬殺モード」に入ります。
薄さを侮るな
正直、この本は薄いです。
1周すると「物足りないな…別の本買おうかな」と思うかもしれません。
でも、それが罠。
中途半端なまま別の問題集に手を出すと、知識が分散して効率ダウンします。
同じ本を使い倒すほうが、最短でスコアが伸びます。
最短で行きたいなら寄り道しない
私も昔、似たような文法問題集をあれこれ買い、結局中途半端で終わらせてしまった経験があります。
結果、時間だけが溶けていきました…。
だからこそ、あなたには寄り道してほしくない。
私の失敗をショートカットしてください。
次回予告
TOEIC高得点ロードマップも残り2回。
最後には、あなたと一緒に“最高の景色”を見たいと思っています。
今日からPart5の秒殺トレーニングを始めて、次のステップへ進みましょう。
「瞬殺できる文法力」=「時間を味方につける力」
これを身につければ、試験本番で笑ってゴールできます。
ではまた、次回!
コメント