「やればできる」は根性論じゃなかった。
『MINDSET(マインドセット)』を読んで、才能信仰が崩壊した話
ども、Hideicです。
年末になると、
なぜか人はこんな呪文を唱え始めます。
- 「今年は忙しかったから…」
- 「目標?また来年ちゃんと立てよう」
- 「てか、才能ある人しか無理じゃね?」
はい、過去の私です。
そしてもう一つ、危険な思考もセットで発動します。
「俺はできるタイプだから、その気になればいつでもいける」
――これ、めちゃくちゃ気持ちいいんですよね。
努力しなくていいし、失敗もしなくていい。
でもね、この本を読んでその考え、静かに殺されました。
今回紹介するのはこの一冊👇
📘 『MINDSET(マインドセット)
「やればできる!」の研究』
著:キャロル・S・ドゥエック
正直に言います。
👉 この本、読んだら言い訳できなくなります。
👉 でも、人生はめちゃくちゃ軽くなります。
🧠 人生を分けるのは「才能」じゃない。「信念」だった
この本の核心は、めちゃくちゃシンプル。
人には2種類のマインドセットがある。
❌ 硬直マインドセット(Fixed Mindset)
- 能力は生まれつきで決まる
- 失敗=無能の証明
- できないことは避けたい
- 評価がすべて
✅ しなやかマインドセット(Growth Mindset)
- 能力は努力で伸びる
- 失敗=学習データ
- 挑戦=成長イベント
- プロセスが大事
……で、問題はここ。
私、完全に前者でした。
「向いてないから無理」
「才能ある人だけの世界」
「失敗したら恥ずかしい」
これ、全部“才能信仰”だったんですよ。
🏀 天才は「失敗しない人」じゃない
よく言うじゃないですか。
- マイケル・ジョーダン
- 大谷翔平
- イチロー
「遺伝子が違う」「別格」「俺とは違う世界の人」
……本当にそう?
この本を読んで、視点がひっくり返りました。
👉 彼らは「失敗しない天才」じゃない。
👉 「失敗を学習に変え続けた人」だった。
つまり、
才能があるから続いた
❌
続けたから才能になった
これ、めちゃくちゃ勇気出ません?
🧪 脳が震えた実験:
###「能力をほめる」と、子どもはバカになる
ここ、全親・全教育関係者・全上司に読んでほしい。
実験内容(超ざっくり)
- 子どもを2グループに分ける
- 同じテストを受けさせる
Aグループ
「すごいね!頭いいね!」
Bグループ
「すごいね!よく頑張ったね!」
結果👇
- 能力をほめられた子
→ 難しい問題を避ける
→ 失敗を隠す
→ 成績が下がる - 努力をほめられた子
→ 難題に挑戦
→ 失敗から学ぶ
→ 成績が上がる
……昭和の親と先生、全員アウトです(私含む)。
「才能あるね」は
優しそうで、実は一番危険な言葉だった。
🏃♀️ 不可能を粉砕した実話:ウィルマの物語
ここで、私の心を完全に持っていった話。
ウィルマという少女
- 22人兄弟の20番目
- 未熟児
- 4歳で重病、左足麻痺
- 「一生歩けない」と宣告
でも彼女は諦めなかった。
8年間、毎日リハビリ。
12歳で装具を外す。
そしてその後――
🥇 1960年ローマ五輪
- 100m 金
- 200m 金
- 4×100mリレー 金
金メダル3つ。
……いや、人生RPGなら完全にバグ技です。
これを読んだ翌日、
私は調子に乗って走りに行き、
5分で息切れ→翌日筋肉痛。
でもね、思ったんです。
「あ、挑戦する権利は誰にでもあるんだ」
💼 仕事・育児・人生、全部に効くマインドセット
この本、自己啓発じゃない。
生き方のOSです。
仕事なら
- 役職が低い? → 学習期間
- 評価されない? → 実力蓄積フェーズ
- 失敗? → データ取得完了
子育てなら
- 結果よりプロセスを見る
- できたかより、挑戦したか
- 比較じゃなく成長を見る
人生なら
- うまくいかない=才能不足 ❌
- うまくいかない=成長途中 ⭕
🪞 鏡に貼りたい、人生を変える質問
著者がすすめている言葉がこれ👇
「今日は、どんな学習と成長のチャンスがあるだろう?」
そして、
- チャンスを見つけたら
👉「いつ・どこで・どうやる?」 - 失敗したら
👉「次はどう試す?」 - 落ち込んだら
👉「とにかく動く」
行動だけが、マインドを現実にする。
🎯 結論:
成長マインドは「性格」じゃない。「選択」だ
この本を読んで、私は決めました。
- 才能を言い訳にしない
- 失敗を避けない
- 学習を止めない
年末って、振り返りがちだけど
本当は再起動のチャンスなんですよね。
🌱 最後に質問
あなたは今、
成長マインド?
それとも硬直マインド?
Hideicのブログをここまで読んでる時点で、
答えはもう決まってるでござる🥷
それではまた。
にんにん🔥

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