【第6の習慣】シナジーを創り出す──違いがぶつかると、奇跡が起きる。

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「うわ、俺、今までの人生ちょっとムダにしてたかも…」
この章を読んだとき、そんな焦りが胸をよぎりました。
でも同時に思ったんです。
「いや、まだ間に合う。ここから“でっかい成果”を出してやる」って。

そのカギこそが、第6の習慣──シナジーを創り出す
つまり、「1+1=3にも10にもなる」生き方です。


■ シナジーってなに?簡単に言うと「フュージョン」。

ちょっとドラゴンボール風に言うなら、悟空とベジータがフュージョンした瞬間です(笑)。
全然違う性格の2人が組んだ途端、あの爆発力。
まさにそれがシナジー。

自分と違う考えや価値観を「敵」と見るんじゃなく、資源として尊重して融合させる。
そうすると、想像もしなかった“第三の答え”が生まれるんです。


■ 教室で起きた「奇跡の授業」

コヴィー博士が紹介するエピソードで、こんな話があります。

ある教室で、一人の生徒が自分のつらい体験を語った瞬間、
周りの生徒たちが次々と心を開き、話し出した。
笑いあり、涙あり、気づけば教室は信頼と感情のうねりで一体化
予定していた授業内容なんて吹き飛び、
その日だけの“特別な学び”が生まれたそうです。

博士はこう言います。

「それは、みんなが人間的に成熟していたからだ。」

そして私は、ふと思い出しました。

小学生のとき。国語の授業で“いじめ”をテーマにした物語を読んだ日のこと。
あの日、クラス全員が本気で意見をぶつけ合い、
誰かが泣いて、誰かが励まし、
あの一瞬で教室全体が一つになった。

次の日から、いじめはピタッと消えた。
あれが、まさに“シナジー”だったんです。


■ 小さな違いを「敵」にせず「資源」に変える

私たちはつい、違う意見に出会うと防御的になりがちです。
「わかってないな」「センスが違う」とか言って、
壁をつくる。

でも、違いこそチャンス。
違う視点がぶつかる瞬間にしか“創造”は生まれない。
たとえば仕事でも、
「生産効率を上げたい人」と「品質を守りたい人」が
ケンカする代わりに、お互いの“なぜ”を理解したら、
「品質を守りながら効率を上げる第三の仕組み」が生まれる。

それがシナジー。


■ じゃあ、どうやって起こすの?

魔法のように見えて、実は具体的な方法があります。

🌀 シナジー5ステップ

  1. 共通の目的をはっきり言葉にする。
     「みんなが誇れる結果を出す」「誰も犠牲にならない解決を」
  2. 安全な場をつくる。
     「否定は一旦なし。最後まで話を聞こう」
  3. 意見の“違い”をホワイトボードに出す。
     賛否じゃなく、材料として並べる。
  4. “Yes, and…”でブレストする。
     「それいいね!そして、こうしたらもっと良くない?」
  5. Win-Winの5要素で締める。
     成果・ガイドライン・リソース・評価基準・結果報告をみんなで決める。

この流れを習慣化すれば、チームも家庭も変わります。


■ 世界だって変わる

ふと考えました。
ロシアとウクライナ、パレスチナとイスラエルの問題。
もしお互いが“シナジー思考”を持てたら?
地球レベルで進化できる気がしませんか?

でも、いきなり世界を変えるのは難しい。
だからこそ、自分の影響の輪の中から始めようと思いました。
職場で、家庭で、今日の会話から。


■ コヴィー博士の言葉に背中を押される

「敵対心を向けられるような状況でも、
自分の内面ではシナジーを創り出すことができる。」

相手が怒っていても、悪意を感じても、
そのエネルギーをまともに受ける必要はない。
スッとかわして、
相手の“いい面”を見つけて、そこから学ぶ。

これができたら、人生の見え方は一気に変わる。


■ 最後に──人は違っていい。それが面白い。

結局のところ、
「違い」こそが人生を面白くしているんですよね。
全部同じだったら、つまらない。
シナジーとは、違いを“ぶつけて混ぜる”ことで生まれる、奇跡のエネルギーなんです。

次は第7の習慣「刃を研ぐ」。
自己成長マニアにはたまらない、まさに“心の筋トレ”回。
人生を再スタートさせたい人、絶対読んでください🔥

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