どうも、Hideicです。
前回「7つの習慣」で人間力を高めたわけですが、今回取り上げるのは、もうひとつの殿堂入り自己啓発書。
その名も――
『嫌われる勇気』。
1年ぶりに読み返して、改めて震えました。
この本、ただのビジネス書じゃない。
“人生のバグ修正パッチ” です。
👓 哲人と青年の漫才みたいな対話がクセになる
この本の特徴は、哲人と青年の対話形式。
青年はもうね、読者の分身。
「でもさ、そんな理想論じゃうまくいかないでしょ?」って哲人に噛みつきまくる。
その姿がもう、過去の自分そのものなんですよ。
“心の中のツッコミ役”が代弁してくれてる感じで、哲人の答えがスーッと入ってくる。
「そう、俺もそれ聞きたかったんだよ!」ってページめくるたびにうなずいてました。
💥 衝撃:「トラウマは存在しない」
最初の大パンチがこれ。
アドラー心理学では、人は過去ではなく“目的”で動くといいます。
たとえば、好きな人がいても
「俺、不器用だから無理だな」ってアプローチしない。
それは“トラウマ”のせいではなく、
“断られるのが怖いから”行動しないという目的がある、ということ。
ズバッと哲人は言い放つんです。
「あなたは行動しないという選択をしているだけだ。」
これね、マジで心に刺さる。
「〇〇さえあれば俺だって…」という口癖、
全部、行動しないための“魔法の言い訳”なんですよね。
勇気を出して行動したら結果が出る。
たとえ失敗しても、それが**“次の道”を開くチャンス**になる。
アドラーの言葉でいうと――
「行動する勇気を持て。過去ではなく、今の目的を変えよ。」
🧠 すべての悩みは“対人関係”
これもズドンと来た。
私も、同僚の成功を見てモヤッとするタイプ。
「くそ、俺だって…」って心の中でドラゴンボール並の闘志を燃やしてました(笑)
でも哲人は言うんです。
「他者との競争の中で生きる限り、あなたはずっと不幸だ。」
アドラー流に言えば、
“優越性の追求”とは他人を超えることではなく、
昨日の自分を超えること。
だから、目指すのは「理想の自分」であって、
他人じゃないんです。
世界を「敵」ではなく「仲間」として見ること。
これができた瞬間、人生の景色が変わる。
本気でそう思いました。
❤️ 夫婦関係にも効くアドラーの魔法
いや〜、これがまた効いた。
育児も重なって、うちの妻、ホルモンバランスのせいか
口調が鋭くなることもしばしば。
昔の俺なら、「俺、働いてるし!」って心の中でマウント取ってた。
でもアドラーを読んで変わりました。
「相手を対等な人格として扱うこと。それが幸福の第一歩だ。」
家事も育児も、仕事も全部“人生の一部”。
お互いの努力は上下ではなく並列。
「謝ることは負けじゃない、成長だ」って言葉に、
本気で泣きそうになりました。
🧩 “課題の分離”で心が軽くなる
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。」
アドラーのこの比喩、神すぎません?
子どもに「勉強しろ!」
同僚に「もっとこうすればいいのに!」
でも、それは相手の課題。
相手の課題に首を突っ込まない。
自分の課題だけに集中する。
これだけで驚くほどストレスが減るんです。
🙏「褒めない・叱らない」という究極の人間関係術
アドラーは「褒める」ことも「叱る」ことも否定します。
なぜなら、それは上下関係の証明だから。
代わりにやるべきは――
「感謝」と「信頼」。
親しみを持って話し合い、傾聴し、対等に向き合うこと。
これが“ほんとうの勇気”なんですよね。
🌟 幸せになるための3原則
アドラーが提示する“幸福の3本柱”がこちら👇
1️⃣ 自己受容 — 60点の自分を受け入れ、100点に近づく努力をする。
2️⃣ 他者信頼 — 自己中心から脱して、他者に関心を向ける。
3️⃣ 他者貢献 — 「誰かの役に立つ」その実感が、人生の価値になる。
💫 そして心に刻んだ一言
「世界とは、他の誰かが変えるものではない。
ただ“私”によってしか変えられない。」
そう、変わるのを待つんじゃない。
自分が動けば、世界は後からついてくる。
「いま、ここ」に全力で集中しよう。
他人の評価ではなく、**“自分の人生を生きる勇気”**を。
✨ 結論:嫌われる勇気=「自分を好きになる勇気」
人に嫌われないように生きるより、
自分を信じて行動するほうが、何倍も人生が熱くなる。
「他人の人生の観客」じゃなく、「自分の人生の主演」になれ。
それがアドラーが教えてくれた、
**最強の“生きる哲学”**です。
🌈 次回予告:
「幸せになる勇気」で世界最強の“幸せ術”を解説します。
またしても哲人モードで語ります。にんにん🥷✨


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