どーも、Hideicです。
生粋の日本人の血が流れているせいなのか、この季節になると、私の中の何かがざわつきます。
そう、**「桜、見なければ」**という謎の使命感です。
しかも今年は、妻の口からぽろっと
「もう桜満開の季節だね」
という一言が。
これはもう、表向きは穏やかでも、内心は完全に
“花見、連れてけのサイン”
です。
とはいえ、こちらは1歳児連れ。
花見スポット選びも、独身時代のように「映えれば勝ち」では済みません。
必要なのは、
駅近・ベビーカーOK・景色が強い・できれば飯もうまい
という、なかなか欲張りな条件です。
そこで私の水面下リサーチが始まりました。
そして見つけたのが、夙川河川敷緑地(夙川公園)。
約1,300本の桜が川沿いに並び、写真で見るともう、完全に春の暴力。
「ここ、絶対すごいやつやん」と思い、妻に提案すると返ってきたのは、もっとも重要な一言。
「ベビーカー、いけそう?」
そこは父として、そしてネット検索に全振りした男として、迷わず返しました。
「大丈夫。ここは、ベビーカーにやさしいところ“っぽい”。」
“っぽい”が入っている時点で若干あやしいのですが、そのへんは勢いでカバー。
こうして我が家の夙川花見計画がスタートしました。
そして花見で避けて通れないのが、昼飯どうする問題です。
花見といえば、桜の下でレジャーシートを敷き、うまいものを食べる。
このイメージを日本人はたぶん幼少期から刷り込まれています。
周辺を調べると、おいしそうなパン屋が多い。
その中でも気になったのが、コンセントマーケット 夙川本店。
阪急夙川駅から徒歩3分、人気のテイクアウト専門店です。
「これは混む」
そう読んだ私は、開店15分前に夙川駅へ着くという、なかなか優秀なムーブを決めました。
……が、ここで早速やらかします。
出口、間違えました。
南口に出るべきところを、堂々と北口へ。
旅慣れていない男の弱さが、ここで全開です。
あわてて軌道修正し、店に向かうと、なんと開店10分前なのにすでに20人ほどの列。
え、みんな本気すぎない?
しかも店内はこぢんまりしていて、入場規制あり。
開店してもスッと入れず、結局20分ほど待つことに。
ここで妻が空気を読んでくれました。
「ベビーカーで入ると大変そうだし、私たちは外で待ってるね」
つまり、パン選びの全責任が私に委ねられたわけです。
急に背負う、昼飯界の日本代表。
店内にはおそらく40種類近いパン。
どれも強そう。全員四番打者みたいな顔をしている。
悩みに悩んだ末、惣菜系は
- 菜の花と新玉ねぎのタルティーヌ
- じゃがいものフォカッチャ
- パストラミビーフとケールのクロワッサン
甘い系は
- 酒粕と黒糖クルミ
- クロワッサンショコラ
- 金柑とレモンのバゲット
という布陣で購入しました。
今思い返しても、なかなか隙のないドラフトです。
その後、JRさくら夙川駅前のセブンイレブンでコーヒーを調達し、川沿いを南下。
「芝生っぽくて、桜がきれいで、座れそうな場所ないかな」と探していたら、気づけばほぼ阪神香櫨園駅の前まで来ていました。
でも、これが大正解。
桜は美しい、芝生は気持ちいい、川沿いの景色も最高。
もう普通に、
“ああ、生きててよかった”
と思いました。
しかも外国人観光客の方も多くて、夙川公園が日本さくら名所100選に入っている理由にも納得。
「これぞ日本の春です」と胸を張りたくなる景色でした。
同時に、
“英語ももっと頑張りたいな”
と謎に国際志向まで刺激されるおまけつき。
そして、レジャーシートの上で食べるパンがまた最高。
桜という最強の調味料が加わることで、おいしさが一段跳ね上がります。
特にパストラミビーフとケールのクロワッサン。
これがもううますぎた。
ビーフ、ケール、リンゴ、チーズが口の中で次々に重なって、まるで小さなオーケストラ。
「あ、パンってここまで来れるんだ」と思いました。

結論。
夙川公園、ベビーカー連れでもかなり行きやすく、桜も強く、パンまで当たり。
花見先に迷っている人がいたら、かなり自信を持っておすすめできます。
春は短い。
でも、こういう一日はちゃんと心に残る。
来年もきっと私は、また桜を追いかけるんだと思います。
そしてその時も、たぶん言うでしょう。
「花見、やっぱりええな。」

コメント