「会話が苦手」なあなたも劇的変化!今すぐ試したくなる『人は話し方が9割』の魔法

読書のススメ

会話ベタだった自分が変わるきっかけ――「人は話し方が9割」との出会い

育児休暇に入ってからというもの、日々赤ちゃんと過ごし、会話の相手はほとんど妻だけ。ふと「このままで職場に戻ったら大丈夫かな?」と不安になりました。仕事はもちろん、家族や友人、親族…結局、人生を豊かにするのは“人とのコミュニケーション”。自分の会話力が今のままで良いのか、一度真剣に考えたいと思うようになったのです。

そんな時、Amazonでたまたま目に留まったのが、永松茂久さんのベストセラー『人は話し方が9割』でした。「たしか書店でもよく見かけたな」と思い、思い切って購入。忙しい育児の合間に読んでみることに。


目からウロコ!“苦手な人”とは無理に話さなくていい

本書でいちばん心に残ったのは、「無理に誰とでも話す必要はない」というメッセージ。
職場のエレベーターで苦手な人と2人きりになった時、「何か話した方が良いかな…」とモヤモヤしていた自分。でも、この本には「挨拶してニコニコしているだけで十分」と書かれていたのです。
肩の力がふっと抜けて、「自分を無理に変えなくていいんだ」と心がラクになりました。

さらに、“話しやすい人とだけ話せばOK”という言葉にも救われました。無理して全員に好かれなくても良い。自分らしく、自然体でコミュニケーションすればいいのだと前向きな気持ちになれたのです。


すぐに実践できる「拡張話法」と“3つの会話ネタ”

この本が多くの人に支持されている理由は、とにかく「使えるノウハウ」が具体的でシンプルなこと
たとえば【拡張話法】というテクニック。

  1. 感嘆(リアクションを大きくする。語尾を伸ばす、絵文字を使うなど)
  2. 反復(相手の言葉を繰り返す)
  3. 共感(気持ちを言葉にする)
  4. 称賛(すごい!さすが!と褒める)
  5. 質問(それでどうなったの?など)

このサイクルだけで、相手はどんどん話してくれるようになります。
しかも、話題が見つからない時は、「食べ物」「出身地」「ペット」の3ネタが最強!これはすぐに明日から使えます。


“苦手な人”も“話題に困る時”も、読むだけで気がラクに

読み進めていくうちに、「コミュニケーションは特別なスキルじゃなく、相手を思いやる気持ちと、ちょっとしたコツでうまくいくものなんだ」と実感しました。
そして、著者自身ももともと苦手で悩み、努力して今のスキルを手に入れた…そんなリアルなエピソードも温かく響きました。

本書には、すぐに実践できる「貼り紙」テクニックも書かれています。
たとえば、トイレの壁や寝る前の天井、スマホの待ち受けに「自分が言いたい言葉」を貼って目に入るようにする。
これだけでも忘れず、自然と身につくようになるとのこと。
「なるほど、実践してこそ意味がある」と気づきました。


コミュニケーションは一生もののスキル

育休明けで仕事に復帰する人、家族との関係をより良くしたい人、もっと自分の殻を破ってみたい人――
『人は話し方が9割』は、どんな人にも役立つ“人生のバイブル”だと思います。

しかも、分厚い本ではないので、忙しい人もサクッと半日で読めるのも嬉しいポイント。
実践的な「会話のバリエーション」と「気持ちがラクになるヒント」が詰まっているので、会話が苦手な人も、自己流でうまくいっていない人も、きっとヒントが見つかるはずです。

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