迷路の外には何がある?― 信念を変える勇気が人生を変える

読書のススメ

「チーズはどこへ消えた?」を夢中で読み終えた後、私はその勢いのまま、続編『迷路の外には何がある?』にも手を伸ばしていました。前作が“変化にどう向き合うか”を描いていたとしたら、今作は“自分の信じてきたものをどう手放し、進化するか”がテーマ。これが本当に心に刺さったんです。

物語は、「チーズはどこへ消えた?」をグループで読み、話し合うセミナーから始まります。主人公は、小人のヘム。ホーが迷路へ飛び出し新しいチーズを探していたのに対し、ヘムは「ここにいればまたチーズは戻る」と思い込んでその場にとどまり続けていました。しかし、事態はどんどん悪化し、ついに彼も迷路を飛び出します。

ここから、ヘムの“変化の物語”がスタートします。途中で出会ったホープという仲間に勧められて、ヘムは「チーズ以外のもの=リンゴ」を口にしてみる。「これはダメだ」と思い込んでいたのに、実は食べてみたらおいしかった――この体験が、ヘムの中の“信念”を大きく揺さぶります。

物語を読んでいて、私は自分自身のことを思い出しました。
「自分にはできない」「人付き合いが苦手」そんな信念に縛られて、自分の世界を小さくしていた時期がありました。でも、信念は自分で選び直せる。思い込みを手放し、「できるかも」「やってみよう」に変えた瞬間、現実が大きく変わる。ヘムの変化がまさに自分と重なったのです。

物語の中でホープはこう語ります。
「間違った信念を捨て、新しい信念を持つことで、世界はどこまでも広がる」
これはまさに、人生の本質的な法則だと私は思います。

多くの人が、「自分には無理だ」「このやり方しかない」と決めつけてしまいがちです。でも実は、**“迷路の外”**には、私たちの想像を超えた世界が広がっている。だからこそ、信念を疑い、変え、行動することが大事なんだとこの本は教えてくれました。


読後すぐに試せる!『迷路の外には何がある?』を人生に活かす3つのヒント

1. 自分の“信念”を疑ってみよう
今、あなたが「当たり前」と思っていること、本当に正しいですか? 毎日繰り返している行動や口ぐせを、ちょっとだけ疑ってみてください。

2. 新しいことに一歩踏み出す勇気を持とう
ヘムがリンゴを初めて食べてみたように、やったことのないことにチャレンジしてみると、今までの自分を超えた新しい世界が待っています。

3. 成長を止めない仲間を持とう
ホープのような前向きな仲間がいることで、自分では気づけなかった“迷路の外”に気づけることも。自分を応援してくれる仲間の存在は何よりの財産です。


「チーズが消えた」と感じる瞬間こそ、あなた自身が“新しい信念”を得て、世界を広げる絶好のチャンスです。
私自身、この本を読んで「信念は自分で選べる」「人生はいつでもやり直せる」と改めて感じました。
あなたも、“迷路の外”で新しい自分、新しい世界に出会ってみませんか?

迷ったときは一歩だけ勇気を出す。その積み重ねが、あなたをどこまでも遠くへ連れていってくれます。
今日から、小さな「新しい信念」を持って、一歩踏み出してみましょう!


【次の一歩】

  • 今、何かに行き詰まりを感じているなら、まずは「自分の信念リスト」を書き出してみましょう。
  • その中で「本当に役立っている?」と疑問を感じる信念を一つだけ捨ててみてください。

自分自身の変化を楽しみながら、人生をどんどんアップデートしていきましょう!
あなたの未来は、まだまだ広がっています。応援しています!

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